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鬼押出し園の歩き方
鬼押出し園の欠点、および長所は、園に理屈がないということです、つまり博物館ではなく、自然庭園であるということです。逆に言えば、理屈抜きに自然の驚異を体で感じるべきですね。逆にここでは、鬼押出し園の理屈の部分を解説しておきます。
岩窟ホール
岩窟ホール。ビジターセンターですが、この岩窟ホールは、建築関係者にとっては、非常に貴重な建物で、早稲田大学名誉教授池原義郎氏の作品です。自然の景観を壊さないようにデッキは曲線を描きながら巧みに上下左右に変化しています。訪れる人の視線が変化し、全体がスロープで繋がりながら視線が変わるポイントごとに休憩施設、売店といった建築施設が配置されています。
コース紹介
表参道（惣門→浅間山観音堂）‥‥‥‥510M
裏参道（浅間観音堂→らくやき前）‥‥410M
高山植物観察コース‥‥‥‥‥‥‥‥‥700M
奥の院参道‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥1,200M
惣門をくぐり表参道〜観音堂〜裏参道をめぐる標準コースは、徒歩で約40分。道々には岩海の奇観が広がり、中心に位置する浅間山観音堂には、大噴火の犠牲となった霊を供養するために、御本尊に東叡山寛永寺伝来の秘仏である聖観世音菩薩が、上野寛永寺の別院、厄除観音として祭られています。
ちょっと時間のある方には、園内が一望できる奥の院参道や、浅間高原に自生する約100種類の高山植物が表示された高山植物観察コースもおすすめです。広さ168,000（平方メートル）、外周1,300Mの花と緑のガーデン「花木園」がオープン。春から秋までさまざまな浅間高原の植物を眺めながら散策やピクニックをお楽しみください。
花木園の歩き方
レンゲツツジやシャクナゲなどの高山植物をはじめ、ハーブ園、エゾシカ牧場、トナカイ牧場、ウサギ園、リス園ともりだくさんです。168,000（平方メートル）の園内を一周できる1,300ｍの遊歩道やさまざまな植物をテーマにした小径での自然観察、広場でのピクニックなどが楽しめます。
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